ルチ・フォナ外伝 第43話「荒野の保安官Ⅳ」
故郷にいる頃は常に夜の中にいた。昼間であっても治安維持の成されていないスラム街では、非力な子供が生き残れるかは神の気紛れに左右される。それならば姿を隠しやすく見失い易い宵闇の中の方が、昼間の太陽の下よりもずっと安全といえた。
夜暮らしを繰り返して暗殺者となった私は、元よりそれなりに夜目が利く。そこに魔道士としての夜間訓練を重ねたことで、太陽の光が射さない時間であっても昼間の半分程度は見えるようになった。
真っ暗な月明かりもない荒野で瞳の感覚を研ぎ澄ませる。
浮かんできたのは廃屋のように崩れかけた補給小屋だ、昨日の姿からは想像もつかないくらい無残な壊され方をしている。屋根は半分ほどが剥がされた皮のように失われ、4面ある壁はふたつが熊にでも襲われたように叩き壊されていた。鍵のかけられたドアは枠ごと外れ、その手前から荒野に向かって点々と血の跡が残る。小屋の中は表しようがないほどの惨劇で、床も壁もすべてが朱に染まり、血溜まりの中に僅かに肉片が浮かんでいる。
小屋を襲撃されて外に逃げた? いや、違う。これだけの出血でまともに動けるとは思えない。おそらく外で敵と遭遇して戦闘になり、負傷したため小屋へと逃げ込んだ。鍵をかけて侵入を防ぎ、窓や壁の隙間を利用して籠城戦を行った、そう考える方が辻褄が合う。
おそらく籠城戦の最中に攻城兵器のようなもの、或いは人並み外れた怪力で壁を破壊されて追い詰められ、逃げ場を失ったバントライン隊はそのまま全滅、生死は不明だが敵対者の根城へと運ばれた。
血を辿っていけば追跡することも出来なくはない。でも、それをしたところで私ひとりではせいぜい遺品を回収して持ち帰るのが精一杯、それも万事が上手くいけばの話で、蛇穴に飛び込んで餌となる確率の方が遥かに高い。
かといって何の情報も持たずに帰るだけでは、彼らの犠牲が無駄になる。せめて居場所だけでも突き止めておきたいところではある。
「仕方ない、もう少しだけ踏み込むか……」
日が昇って視界が確保される前に片を付けたい。小屋の近くに馬を残し、腰を落として身を屈め、なるべく目立たず見つからないように注意しながら血の痕と臭いを辿る。
小屋に残っていたのは隊長とバントライン隊4名、逃げずに籠城戦を選んだということは敵の数は多くない。同数かそれ以下、多くても二桁には届かない。3人から7人の間くらいか。
その人数で遺体を5つも運ぶとなれば移動速度は大きく落ちる。仮にバントライン隊が生きていて、自力で歩かされていたらさらに落ちる。小屋内の血はまだ真新しく時間差は数時間ほど、敵が拠点まで辿り着いてるかはさておき、夜明けまでには視界に捉える距離に迫れる。
◆❖◇◇❖◆
追跡の技術は先代レフティーマの猟犬にこれでもかと仕込まれた。足音や衣擦れを最小限まで抑えながら、全力疾走の半分ほどの速度で走る。行く先に遮蔽物があればそこに飛び込んで身を隠し、初めて踏み込む場所でも得られる情報は取り逃さない。
岩陰に身を潜めて周囲を見渡す。追跡はない、進行方向の左右に待ち伏せもない……一時的に確保できた安全に胸を撫で下ろす。油断は大敵だけど要所要所で頭と心臓を休めるのも必要だ。自分が不利な状況での追跡は、ある意味で逃亡よりも消耗が激しい。
15秒だけ岩に体を預けて休息を取り、額に流れる汗を拭う。ゆっくりと息を吸い込み、肺の中に酸素を出来るだけ詰め込んだら体を前に投げ出す。
意識と体を再び追跡に移行させた私の視界の先、肉眼で捉えられるギリギリの距離に男の背中が見えた。
でかい。小柄な私よりは頭ひとつ分は大きいが、それ以上に上背があるように見える。横に大きく広がった肩幅と肉付きが、実際の背丈よりも大きく見せているのだ。
鍛え上げられた筋肉が岩のように背中一面に拡がり、膨れ上がった腕には武骨で粗削りな鎚が握られている。爪は猛禽やワニを思わせるように鋭く、体の表面には骨のような白い模様が不気味に描かれている。
腰の左右には大振りの刃を備えた金属斧を何本も提げている。
ひとりが戦闘で使うには武器が多すぎる。他の連中の荷物持ちを買って出ている、というのは都合のいい想像だ。あの提げた武器はすべて戦闘用、それも1対1の勝負でも繰り出してくると考えた方がいい。
あの筋肉も見せかけでないはずだ。私の体格と防御技術では正面から受けても重傷、下手したら一撃で致命傷に至る。そのくらいの破壊力がありそうだ。
振り向いた敵の顔は、直接的な死を予感させた。
醜く溶けた肉の隙間から髑髏が覗くような奇妙な面は、人間の持つ根源的な恐怖を呼び起こさせ、身に纏った気配は攻撃性と暴力性に満ち満ちている。首の後ろから胸元にかけて覆う血のような赤い布も、その異様な頭をより禍々しく見せている。
……恐ろしい敵だ。本能的な恐怖を呼び起こす風貌のせいか、勝手に奥歯と体が震える。落ち着け、相手の視線は私に真っ直ぐ伸びてはいない。ただ振り向いただけなのか、追跡されると察したものの場所までは付き留めていないのか、ゆっくりと首を左右へと動かしている。
恐怖を鎮める時間は充分にある。3秒で恐怖に蓋をしろ。3……2……1……カタカタと音を立てていた奥歯が鳴り止む。体の尖端、指先も問題なく動く。恐怖は剥がれ落ちてくれた。
霧の晴れた頭で次の一手を考える。敵に気づかれる前に逃げるか、このまま追跡を続けるか。
当然、逃げの一手に決まっている。視界から外れている隙にゆっくりと身を屈めて、地面に這うように姿勢を移した。
その時だ、視界の端でランタンのような光がチカチカと光った。風に揺れた光などではない、不規則な間隔で情報を伝えるための暗号だ。教会や暗殺稼業で使われるものとも違うせいで意味は読み取れないが、私にとって有利になるものではない。
身を屈めたまま両手足に力を込めて、頭の高さを変えずに後方へと跳躍する。後ろには幾つか岩がある、一度そこに逃げ込んで岩を目くらましにして一気に離脱する。
そう考えて次の跳躍に移ろうとした私の視界の奥で、あの化け物がはっきりと私の方へと瞳を向けた。
……気づかれた! いや、瞳は定まりきってはいない、あの方向に敵がいるとだけ告げられたようだ。
下手に動くと正確な位置まで把握される、しかし動かずに留まっていてもいずれ見つかってしまう。ならば、ここはあえて自分から先に動いて、少しでも優位な状況を作り出す。
鞄の中に手を入れて、目当ての道具を掴む。取り出すと同時に相手との距離を測り直し、凝視している瞳を逃さないように真っ直ぐに放り投げる。その直後に瞳を閉じながら、体を後方へと回転させて耳を塞ぐ。
閉じた瞼と屈めた身体越しでもそれなりの眩さが飛び込んでくる。相手はもっと強烈な光を感じたはずだ、本来は光と音で相手を委縮させる閃光弾だが、真っ暗闇の中では視力を奪う使い方も出来る。
瞼を持ち上げながら振り返って状況を探ると、半ば見抜かれていたのか咄嗟に反応したのか、相手も同じように仮面をずらして顔を覆い、両の掌で耳を塞いでいた。もう少し慎重に、低い軌道で投げるべきだったか。
それでも光と音に面食らってはいるはずだ。上体をそのまま起こして、一気に全速力で荒野を駆ける。
後ろから重たい足音が迫ってくる。腕力重視の体格のくせに想定よりも速い、すぐに追いつかれてしまうほどではないけれど、そのまま逃げ切るのも難しい。やはり一度岩場を経由して撹乱してみるか。
遮蔽物の裏側へと入り込み、進行方向とは別の位置に向けて布を放り投げる。野営用に使うための貴重な布だけど、命ほどの価値はない。塊にして投げたことで一瞬でも注意を引き付けてくれれば、使い捨てるだけの成果を果たしたといえる。
放り投げられた布は空気を裂いて近づいてきた金属斧を突き立てられて、無残にも地面へと転がった。やっぱりあの斧は戦闘用、しかも通常の投擲斧よりも間合いが長い。私の魔道書やマルクレール掌銃よりも確実に遠い、つまり私の持つどの道具よりも射程距離が長いということだ。
追いつかれた時には最低1度、あの斧を避けながら踏み込む必要があるということになる。
……冗談じゃない。あんな化け物に付き合えるか。
嫌な恐怖が蓋を開けてしまわないように意識を足に集中させて、次の岩場へと向かう。さっきまで走っていた位置に金属斧が飛んできて、地面を大きく抉り取った。この威力なら馬でも人でも一撃で致命に至る。補給小屋の壁を破壊したのも、バントライン隊の大量の血痕もあれが作り出したに違いない。
一瞬でも足を止めれば死にかねない、判断を間違っても同じだ。僅かにでも隙を見せるな、避けられる攻撃は確実に対処しろ。
轟音を発する音を囮にして次の斧からも逃れて、喉と肺が焼けそうになる感覚をぐっと堪える。
相手も認めたくはないけど一応同じ人間だ。いつまでもこの速度は保てないし、体が大きい分だけ消耗も激しいはず。
「防壁よ、阻め!」
両手を突き出して防御壁を形成する。攻撃を逸らすためのシールドではなく、より大きな侵入を阻むための防壁、プロテクションだ。金属斧で一撃で壊されてしまうだろうけど、確実に1回攻撃を防げる上に多少の足止めにもなると考えたら、むしろ上々だ。
化け物から5歩分、いや7歩分は距離を引き離せた。このまま逃げ切れ……
背中に冷たい手のような不快感が纏わりつき、咄嗟に足を止める。その直後、地面が大きく揺れた。
耳のすぐ横を金切り音のような耳障りな感覚が横切り、途端に五体を支える足の自由を奪われた。ぐにゃぐにゃに歪む視界の中で目の前の岩が弾けるのが見える。銃弾、弾け方からして単発式の狙撃銃、ルェドリア銃かベリニャ式狙撃銃かまではわからないし、今はどちらでもいい。
問題は平衡感覚を奪われたことだ。下手に耐えるよりも少しでも回復に近づけ、同時に金属斧を投げられないように地面に身を預ける。
まだ揺れている視界の奥で爛々と輝く赤い瞳が見えた。殺気混じりの視線から逃れようと体を強引に傾けてシールドを形成すると、まるで狙ったかのように真横で砂が舞い上がった。そのまま側頭部を衝撃が走り、鞭のように打ち据えられてしまった。
曲芸撃ち、と私たちは呼んでいる。銃弾を壁や地面に当てて、その跳ね返りで視覚や防御の外から相手を仕留める銃技だ。それと殺気のフェイントを合わせて私を誘導して、狙ったかのように撃ってみせたのだ。
「畜生っ……!」
段々と暗くなる意識の中、私の目だけはそいつの姿をはっきりと捉えた。闇夜に浮かぶような赤い瞳、獣の頭蓋骨のようなものを被り、銃身の長い狙撃銃を携えている。相手の抵抗力を奪っていてもなお、私を見定めるように視線を外してくれない。毒蛇のように執拗で、猛禽のように冷徹な瞳。
間違いない、こいつが氷の戦術魔道騎士レァダス・フロストを討ち取ったルチ・フォナだ……。
◆❖◇◇❖◆
「クァル・フェムネデラ、レルベ・ドゥヌ・モッソ! デテム・レェ・ミャリ、タンベラマ・ホドァ・セメベ、パタ・ヴェリ!」
「デヌ・クォマソ、クァンデ・ウィラ・シュムヌ! オルル・ゴヌ・ズァルベ!」
なにやら口論のような威勢のいい声が聞こえる。
いつの間にか太陽が昇ったのか瞼越しに届く光さえも眩しい、ついでに頭は割れるように痛むものの思考が働いてるということはそこまで酷い怪我は負っていない。触ってみると結構派手に血は出ているものの、傷自体は浅く、響くような痛みの表面に石器のナイフで付けたような傷が走っている。
呻き声を溢しながら目を開くと、私を足下に挟むような形でさっきの金属斧の化け物と狙撃銃の化け物が、口論のような勢いで言葉を交わしている。
「ん? 起きた? ノルン、怪我人、目、覚めた」
「そうですか、無事でなによりです」
少し離れた位置から呑気な声が投げかけられる。ノルン、ノルン……もしかして裏切者のノルン・マイグラートか? だったら千載一遇の好機だ。まだ使っていない道具の中には致死性の猛毒も残っている、逃げられる前に一振りすれば簡単に……あれ? ない?
改めて服に触れると普段から羽織っている魔道士用のローブではなく、その下に着ている肌着代わりのシャツとレギンスだけ。腰に提げた毒ナイフもガラスの剣も、袖口に仕込んだ針も毒薬も、懐に忍ばせていた猛毒の瓶も見当たらない。それどころか小細工程度には使えるだろうといつも隠し持っている火薬も鱗粉も、拘束用の鋼線も縄紐も、掌に収まるフォークも短剣もスパイクも、鋏も爪切りも鋲も火打石も炭粉も、研いだ石片も尖らせた木屑も、使えそうなものはすべて奪われている。
「武器になりそうなものは一旦すべて預からせてもらいました。というより、あなたどれだけの武器を隠してるんですか? 戦争でもするつもりかと思いましたよ」
振り返って告げてきた女は、私と同じくらいの年頃の、少々特徴的な目つきをした女だ。手配書が正確なものであれば、このジト目キノコとでも呼ぶべき目つきと髪型は間違いない。教会の裏切り者だ。
「……ノルン・マイグラート!」
「代わりの名乗り、感謝いたします。あなたはアンリエッタ・ミースさんですね、ドッグタグに刻んでありました。そうそう、これを飲んでおいてください。何の変哲もないポーションです」
裏切者はポーションを放り投げてきた。放っておいても自然に治る怪我とはいえ、わざわざ回復させるということは命を奪う意図は無いのか? 念のため薬瓶を包むように魔力を込めてみる……毒や異物の反応は示さない、害意は本当にないということか?
「そうそう、紹介し忘れていました。こちらはヒルチヒキ族のルチ・フォナさんと、隣の集落のパタ・ヴェリさんです。ちょっと怖い顔をしてますが、悪い人ではないので安心してください」
ルチと化け物男が恐怖しか感じさせない笑みを向けてくる。おいおい、この裏切り女は頭がおかしくなってるのか? 拳銃や刃物を突きつけられて安心できる奴なんていないだろうが、それと一緒だぞ?
「おい、こっちは仲間をやられてるんだ。安心しろとか冗談言ってんじゃねえぞ」
「お仲間? 拳銃で武装した方々だったら、とっくの昔に逃げていったそうですよ。パタさんの投げた斧が馬を1頭死なせてしまいましたが、敵わないと判断したんでしょう。ちなみに先程おふたりが話していたのは、まさにそのことです。今から追いかけても仕方ないので、今回は見逃そうということで落ち着きました」
……え? っていうことは、あの血は誰の何のだ?
「彼らはパタさんの部隊が人狩りを襲撃した時に横槍を入れてきまして……あ、小屋に逃げ込んだのも大怪我をしたのも人狩りの皆さんです。まあ、生贄に捧げるので死んでなければ構いません」
「ということは私が頑張って追跡したのは……」
「人狩りの仲間にしては律儀な方だなと不思議に思ったので、確認のためにも捕獲させてもらいました」
なんか色々屈辱だな! 隊長とバントライン隊は逃げ遂せているのに、私は勘違いで命を張るところだったわけだ。
「落ち込んでそうなところすみませんが、あなた魔法を使えますよね? よければ私たちに手を貸してくれませんか?」
「……あ?」
なにいってんだ、こいつ?
▶▶▶「ダツの群れと湖の女神の話」
≪エネミー紹介≫
パタ・ヴェリ
種 族:ヒルチヒキ族(男、33歳、属性:土)
体 格:177cm、94kg
クラス:バーバリアン(レベル30)
移 動:4↑3↓4(山岳)
HP 腕力 魔力 守備 魔防 命中 回避 必殺 幸運 魅力
現在値 46 26 1 13 10 22 11 42 2 3
【スキル】
【個人】禍々しい爪(武器がない時、攻撃力8の爪で攻撃可能)
【種族】精霊の祈り(戦闘不能にした時にHPを20%回復する)
【兵種】強奪(敵ユニット撃破時に所持品をランダムでひとつ奪う)
【習得】冒険者の鞄・大(アイテム所持数+8)
【習得】アイテム発見移動(埋もれたアイテムを確定で入手)
【戦技】武器投げ(射程5、技能C以上の所持武器を投げる※)
※投げた武器の威力=武器の攻撃力+腕力
※投げた武器は攻撃対象の隣接マスに埋もれたアイテムとして残る
【技能】
短剣:C 剣術:C 槍術:C 斧鎚:B 鞭術:E 弓術:C 銃砲:E
体術:C 探索:C 魔道:E 回復:E 重装:C 馬術:E 学術:D
【装備】
巨獣骨の鎚 威力34(8+26/獣系に威力×2)
朱色の染布 必殺+15
【所持品(3+8)】
鉄の斧×10
ルチ・フォナ
種 族:ヒルチヒキ族(女、17歳、属性:土)
体 格:157cm、48kg
クラス:ヒルチハンター(レベル30)
移 動:4↑2↓3(水兵)
HP 腕力 魔力 守備 魔防 命中 回避 必殺 幸運 魅力
現在値 35 29 15 11 9 39 52 34 7 16
【スキル】
【個人】部族の血筋(マップ上の味方部族の数だけ腕力上昇、最大+5)
【種族】精霊の祈り(戦闘不能にした時にHPを20%回復する)
【兵種】血の祈り(攻撃を命中させるごとに命中+3、最大+30)
【習得】サーペント(移動4↑2↓3/水兵)
【習得】銃剣(銃装備時、攻撃力4・射程1の短剣攻撃・反撃可能)
【戦技】跳弾(銃専用。着弾地点の隣接マスに攻撃する銃撃)
【技能】
短剣:E 剣術:E 槍術:E 斧鎚:E 鞭術:E 弓術:C 銃砲:B
体術:E 探索:B 魔道:E 回復:E 重装:E 馬術:E 学術:D
【装備】
ベリニャ式狙撃銃 威力39(10+29)
スノーマン 威力24(9+15/魔法武器、氷属性)
魔道士のマント 回避+25、魔力+1
【所持品(3)】
〇〇の干し肉×1、臓物ボトル×1、精霊・アギト×1