もぐれ!モグリール治療院 第4話「鉄槌を下してみよう」
冒険者ギルドの壁には色んな依頼だったり、発見した遺跡や洞窟の情報だったり、あと冒険者に対する注意書きみたいなものが貼ってあるんだけど、その中でもひときわ色褪せて薄汚れた1枚が隅っこの方にいつまでも残っている。
たまたま顔を出していたヤーブロッコに代わりに読んでもらったところ、
「……討伐依頼だな。かの邪知暴虐なる【黄金の杖王】に鉄槌を下して欲しい。手段、人数、期日は問わない。報酬は人数分払う。依頼者、シェーレンベルク騎士団。討伐難易度、10……じゅう!? よし、見なかったことにしよう」
どうやらものすごく困難な依頼状らしい。以前、受付のお姉さんに教えてもらったけど、モンスターや盗賊団なんかの討伐難易度は大きく5段階あって、1が最も低くてゴブリンと1対1でやり合うくらい。5が最も高くてデーモンの一団と戦うくらい。そしてこの依頼状に書かれている難易度は10らしいので、5段階っていうのはどこにいったのかって話になるけど、6以上の難易度がそうそう現れないだけで存在しないわけではないのだとか。それこそ魔王とか他の国の軍勢とか、人間の領域に現われたドラゴンとか。
ところでスルークハウゼンに登録している冒険者で、金の等級まで上り詰めた冒険者は7人しかいない。そいつらはいつしか七王と呼ばれるようになり、噂では魔王の討伐に成功したとか、ドラゴンの巣から鱗を持ち帰ったとか、とにかく銀以下の冒険者とは比較にもならないような偉業を成し遂げたという。
勇猛の剣王、静謐の槍王、煉獄の斧王、殲滅の鎚王、黄金の杖王、終末の弓王、不動の拳王のふたつ名と共にギルドの伝説となり、その中のひとりはこうやって討伐依頼を出されてしまっている。
……どういうこと? なんで冒険者が討伐対象になってるの?
「えーと、騎士団への攻撃、討伐隊の度重なる撃退、武装した砦の陥落、鉱山からの略奪、穀倉地帯の壊滅、その他数えきれない敵対行為……なにやったんだろうな、この人」
「扱いが悪くて怒り狂ったとか? それにしても被害が大き過ぎるけど」
将来的に私もやってしまいそうだから偉そうなこと言えないけど、周りの人とはなるべく仲良くしておいた方が良いと思うよ。あ、鉱山潰しは私も既にやってたけど、今はあえて黙っておこう。周りとは仲良く、そう、これは仲良くするための秘密というやつなのだ。
それにしても明確に人間の敵となっている冒険者、黄金の杖王……いったいどういう奴なんだ?
「ヤミーちゃん、その依頼だけはおすすめしません。早死にするだけです」
「黄金の杖王か、噂によると若くて美しい女らしいぞ」
「10年くらい前まではちょくちょく見かけたなあ。え? 今そんなことになってんの?」
「あー、あの人ならやりかねないな。だってあの人、法の外に生きてるもん」
「因縁のあるどこぞの領主の家系を絶やしたのは有名だよな」
「無理無理、人間が勝てる相手じゃねえよ。素手で虎と戦う方がまだマシさ」
「杖王なら森の中で羊牧場やってるって聞いたぞ」
「え? この前、羊肉を卸しに来てたけど?」
聞けば聞くほどわけがわからない。ひとつだけわかったことがあるとすれば、それは尋常でない強さがあれば割と好き勝手に振る舞えるということ。その辺りは故郷のノルドヘイムとも共通していて、弱かったら獣に食べられるし他の人間に奪われる、強ければ獣を食らって立ちはだかる人間の頭もかち割ればそれでおしまい。
事実、杖王は未だに討伐もされず生き延び、なんだったら普通にスルークハウゼンに出入りしているのだ。
その強さには私としても興味を持たないわけにはいかない。別に体験したくはないけど、ちょっとどんな奴なのかこの目で見てみたい。後学のためにも。
そう、今後の私の冒険者としての振る舞いのためにも!
◆❖◇❖◆
そういうわけで、スルークハウゼンから歩いて3日ほどの辺鄙な森にある羊牧場へ向かっている。ヤーブロッコは絶対嫌だと喚いていたけど、もし万が一にも私が杖王に勝ったら大金持ちだよー、という甘い言葉と、南瓜を素手で握り潰せるかわいらしい腕力に転がされて、後ろでぶつぶつ不満をこぼしながら歩いている。
ギルドで聞いた話によると、杖王のいる羊牧場は予約なしでも見学自由、かわいい羊とのふれあい体験で汗を流し、その後で新鮮な羊の焼肉も食べれるという、倫理観と食欲の絶妙なバランスの上に成り立っている場所らしい。
「着いたぞ、見たところ普通の牧場だな」
確かに普通の牧場だ。よくもまあ森の中をこんなに切り開いたもんだなって感心するくらい広いのを除けば、どこにでもある普通の牧場だ。普通に低めの牧草が生えていて、普通に木製の柵で囲まれていて、普通に掘っ立て小屋みたいな羊舎が建っていて、普通じゃない大きさの羊が土煙を上げながら爆走している。
「いや、普通じゃないって。羊ってこんなのじゃないよね?」
羊という生き物には詳しくないけど、だいたい子牛からもうちょっと大きいくらいの控え目さで、基本的におとなしくてのそのそと歩き回り、めえ~ってかわいらしく鳴くものだと思う。
しかしだ、この牧場にいる羊は水牛よりひと回りもふた回りも大きく、蹄も巨大で怪物のような足跡を刻みながら、牧場の真ん中に吊るされたサンドバッグをどかんどかんと弾いて揺らしたり、ぶら下がった球体状の訓練器具をバシバシと殴ったり、木の柵に噛みついてバキバキと噛み砕いたり、さらに岩に向かって跳躍して飛び蹴りをしていたりする。
「ねえ、羊ってこんな生き物だっけ?」
おまけに角はごつごつと鍾乳石のように太く、大きな捻じりとうねりを加えたおぞましい形をして、武器屋の壁に並んでいる槍なんかよりも、もっとずっと強そうにも見える。
もしかしてふれあい体験って、これと触れ合うの? 無理無理、私がちっちゃい子どもだったら泣いてるよ。おっきい大人でも泣くかもしれないけど。
「ブメェェェェ!」
さらに鳴き声は悪魔の発する断末魔の叫びのようで、夜眠れない時は羊を数えろなんていうけど、数えて出てくるのがこの羊たちだったら朝まで眠れないこと間違いなしだ。
「わんわん! わんわんわん!」
「メブェェェェェェ!」
もちろん牧羊犬が吠えたところで、微動だにすらしない。それどころかむしろ犬を追い回したりしている。
羊を刺激しないように私の象徴でもある狼の毛皮は荷物袋に仕舞っておいたけど、もし毛皮を纏っていたら今頃あんな風に追い回されてたかもしれない。いや、私だったら追い回させずに真っ向から倒してやるけどね。
なんて考えていると、私の思考を読み取りでもしたのか羊たちは一斉に私たちの方に向き直り、
「ムヴァァァァァァ!」
「メヴァァァァァァ!」
力強く足下の土を巻き上げながら、猪のように走ってきたのだ。
「来るなら来い! 全員お肉にしてやる!」
「馬鹿、逃げろ! なんで張り合うんだ!?」
私がかなり使い込まれた鉄の斧を抜いて身構えたその時、羊の群れが次々と上空へと飛ばされて、ふわりと宙を舞っていった。その異様な光景の中、そこだけ別の世界が紛れ込んだかのように、金色の髪を風になびかせるオーバーオール姿の、先端が少し尖った変わった形の耳を生やした若い女が、鉤付きの杖を右に左に揺らしながら歩いてきたのだ。
「やあ、お客さん、いらっしゃい。ふれあいの邪魔をしてしまったかな?」
女は杖の尖端の鍵を器用に羊の足に引っ掛け、そのまま杖をくるりと回すと羊も合わせてぐるんと回転して地面に投げ出されて、さらに掬い上げられて空中を何回転もして地面へと落とされた。
「ねえ、羊飼いってみんなああなの?」
「そんなわけないだろ。あの牧羊杖だって、本来は羊の足に引っ掛けて誘導するくらいのもので、あんな芸当……」
そこまで言いかけてヤーブロッコが牧羊杖に掴まれて、ぽーんと空中へと放り出される。そのまま牧場の柵の外に落とされて、ぐえっという悲鳴を小さく発した。
「君はちょっと立ち入り禁止かな。失礼だけど匂うからね、羊の生育によくない」
普段どぶさらいとして働いてるヤーブロッコは牧場に入れないらしい。それはそうだ、ちょっと臭いもん。
「おや? 君たち冒険者なの? ということは、もしかして討伐に来た人だったりする?」
女は細身でやや高めの体をぐぐっと横に傾けて、私の顔と首に掛けられた銅製のドッグタグを見つめる。金色の瞳はよく見たら螺旋を描くように、ぐるぐると渦のような模様が浮かんでいて、しかも一切瞳が動かないどころか瞬きすらしないものだから、なにを考えているのかまるで読み取れない。もしかしたら何も考えてないだけかもしれないけど、さすがに何も考えてないってことはないと思う。
「別に討伐でもいいんだけど、折角来たんだし牧場を見学していくといいよ」
「……討伐でもいいんだ?」
「うん、構わないよ。冒険者がひとりやふたりや10人や100人来たところで、それでどうにか出来るような鍛え方はしてないのでね。まあ、その辺は食事でもしながら話そうじゃないか」
そう告げると手頃な距離にいた羊を1頭捕まえて、そのまま柵の外の小屋まで楽々と引き摺って運び、中へ入った途端にヴビャァァァァと悲鳴のような鳴き声が聞こえたと思ったら、返り血をたっぷり浴びた顔を出して、
「ねえ、菜食主義とかそういうのじゃないよね? 仮にそうでも肉は食べさせるけど」
「むしろ肉は好き」
「よろしい。しばらく解体で忙しいから、適当に羊と遊んでて」
そのまま小屋の中に戻って、本当にしばらく出てこなくなったのだ。なんていうか、こういうのなんていうんだっけ? そう、身勝手な人だ!
「メブェェェェェェ!!!!」
「ムヴァァァァァァ!!!!」
駆け抜けた後はぺんぺん草も生えず、ぶつかった木は根元から圧し折られ、柵が柵の役目を果たさないくらい粉々にしながら元気に走り回る羊たちとの、楽しい楽しいふれあい体験を終えた辺りで……つまり迫りくる羊を片っ端から殴り返し終えたところで、女が小屋から出てきて、まだ柵の外に転がっていたヤーブロッコの上体を器用に足先で起こし、そこら辺の切り株の上に山のように盛られた肉を置いてみせた。
「おお、生きててよかった。こっちにおいで、ジンギスカンの時間だよ」
今、生きててよかったって言ったよね? なに、この牧場、油断したら死ぬの? いや、死ぬだろうけどね、あんな羊たちに追いかけられたら!
◆❖◇❖◆
ジンギスカンというのは草原地帯の遊牧民族が好んで食べる料理で、鉄兜みたいな鍋を熱してお肉と野菜を乗せて焼く、単純だけど美味しい野営飯の一種。野菜1に対してお肉100くらいの量があるけど、これが正しい分量なのかどうかは知らない。でも肉は多ければ多いほどいい、というのは世界共通の価値観だ。
ちなみに羊の肉は中々に美味しく、豚や牛に比べたら少し癖があるけど、普段から猪や鹿といった獣肉を食べてる私からしたら全然気にならない。ちゃんと処理されていれば臭みも少なく、身もしっかり歯ごたえがあって、すごく食べ応えもある。スルークハウゼンに卸してるのも納得の味だ。
「さて、私は七王のひとりだなんて呼ばれてるんだがね……むぐっ……まあ今は冒険者は半ば引退状態で……んぐっ……こうして牧場主をやってるわけなのだがね……むふぅ」
食べるか喋るかどっちかにして欲しいけど、そしてもてなしのはずが私たちが1枚食べる間に10枚は食べてるけど、どうやら奢りらしいので文句は言わない。言ったらどんな目に遭うかもわからないし。
黄金の杖王、名前はムゥムゥさん。200年以上生きるエルフで、エルフというのは人間に近い生活を送る長命の種族で、若くても300年、長ければ500年は優に生きるらしい。それだけ成長も遅く、幼児の内は人間の倍ほどの、子どもの時分は人間の5倍ほどの時間をかけて育ち、成人してから老いるまでほとんど姿が変わらず、顔が皺だらけになる頃には世界のすべてに興味を失って里に引きこもるのだとか。
長命なエルフは、その寿命を全うするためか物事に深くのめり込むことはなく、基本的に集中力が少なく努力するという概念を持たない。他人や物への執着も他の種族に比べて限りなく薄く、欲望も薄いせいか繁殖能力も低く、生み出す子孫はせいぜい生涯でひとりかふたり。
そんなのんびりとした社会の構成力が低い種族がエルフなのだ、とムゥムゥは言う。
「しかし私はエルフの中でちょっと変わった部類でね、幼い頃から漠然と強いのがえらいって考えながら育ったせいか、人生の150年ほどを羊の世話をしながら鍛錬に費やした。そうして生まれた奥義が、この仰天羊返しというわけさ」
羊たちを楽々と放り投げて叩き落としたあの技だ。150年も費やしたらもっとすごい技があるんじゃないかなあって思うものの、その動きは見事としか言いようがない。動作ひとつひとつに一切の無駄がなく、木々の間を吹き抜ける風のようにしなやかで、しかも恐ろしく速い。
ムゥムゥさんは羊を制御するためのこの技をぶら提げて、今から15年ほど前に冒険者ギルドに登録し、早々に遭遇した魔王を一方的に空中に放り投げてはボコり続けるという悪夢のような所業を成し遂げた。七王に選ばれてからは、嫁に貰いたいと求婚してきた領主の息子を空中に放り投げてはボコり続け、それに怒った領主の差し向けた討伐隊をことごとく空中に放り投げてはボコり続け、更には派遣された騎士団も空中に放り投げてはボコり続けて、いよいよ国との戦争にまで発展した。
その結果、直接戦闘ではどうにもならないと考えた領主が森に火を放ったんだけど、森と自然を愛するエルフの魂というかムゥムゥさんの逆鱗に触れてしまい、手始めに仕返しにと穀倉地帯を焼き尽くし、武装した砦に忍び込んで片っ端から兵を殲滅し、嫌がらせで鉱山をひとつふたつ潰し、ついには領主を民衆の目の前で城から叩き落とすという所業にまで至った。そして恐怖に支配された領主の身内を脅して、二度と手だしするなと一方的な条約まで結んだことで、この迷惑極まりない戦争は終結となった。
こうなるともはや冒険者ではなく魔王、エルフの姿をした災害、背丈の小さいドラゴンみたいなものだ。
冒険者ギルドとしては関わりたくないけど放置するわけにもいかない、かといって正面からの討伐は向こう数百年は叶いそうになく、火攻めや毒物なんか使ったら生存してた時の報復が恐ろし過ぎる。ということで、一応の手配書を壁に貼りながらスルークハウゼンへの出入りは今まで通り自由で、挑んだ冒険者が死なないようにただただ静かに祈るという、すごく曖昧な形に落ち着いたのだった。
「いわば曖昧もこもこというやつだね、羊だけに」
エルフも200年も生きると駄洒落を言うようになるらしい。もしかしたら家ではおじさんのように胡坐かいて、お尻をぼりぼり掻きながら、おならとか豪快にしてるのかもしれない。
「ちなみに原因となった領主の息子なんだがね、私も200年も生きると色っぽい話の10や50はあるわけだよ。男女のね、ちんちんを入れたり出したりする話なんだがね」
エルフも200年も生きると、食事中にちんちんの話を始めるようになるらしい。
「あ、羊の腸詰め肉もあるけど食べるかい? 絶品だよ」
ムゥムゥさん、ちんちんの話の後に腸詰め肉を勧めるとか、ひょっとして馬鹿なのかな?
「私もそれなりにいい年だからね、いい男がいたら付き合うし、夜は夜で突き合うことになるわけだよ」
もう目の前のエルフが女なんだかおじさんなんだかわからなくなってきたけど、炙った腸詰めを齧りながら話を聞いている。さっきまで隣にいたヤーブロッコは、さすがに女の口から下世話な話を聞くのも困るのか、ちょっと小便してくると言い残して、どこかに消えていった。あいつ、上手いこと逃げやがって!
「そうなると、そういうことの前後でそういう話になるわけだよ。過去の女はどんな娘だったのかとか」
「いや、よくわかんないけど」
感情の起伏のよくわからないムゥムゥさんの目が、僅かに細く尖る。
「え? 君、そういう経験ないかい? ほんとに人里に住んでた?」
ムゥムゥさん、200年の間に気遣いって言葉を落としたのかな? さりげなく故郷まで貶めるとか、実はものすごく馬鹿なのかな?
「まあ、君が生娘でもなんでもいいんだけど、今は男のちんちんの話だ」
ムゥムゥさんは意を決するかのように、大量のお肉を口に放り込んで、その代わりに腹の底から怒りの感情を吐き出した。
「人間共は! なんで雌羊で初体験を済ませるんだろうね!?」
ムゥムゥさんが拳を叩きつけた切り株が、拳ひとつ分ほどその形に窪んだ。牧羊杖、もっというと槍術とか棒術の達人だと思ってたけど、素手の方も相当な腕前がありそうだ。
「……めんようって、羊の雌のこと?」
「そう! 私と寝た人間の男に聞いたところ、なんと58人中37人が雌羊で済ませてたわけだよ! かといって残りの21人がまともかというと、そうでもなかったりするわけだよ! 人間ってどうなってるのだね!?」
どうやらムゥムゥさん、個人の武力としては冒険者の頂点にいるのは間違いないけど、男を見る目に関してはカスの中でも最底辺の能力しかないらしい。
「なので羊飼いの端くれとして、世の男どもに鉄槌を下すことにしたわけだよ。件の領主の息子は屋敷の女中に男にして貰ったとか言うものだから、なんか腹立つので懲らしめたらこんなことになった。おかげでいつ討伐されてもおかしくない身だよ」
ムゥムゥさんは自虐気味に笑ってみせて、そのまま深々と長い溜息を吐いた。
「ねえ、ヤミーちゃん。どこかにいい男はいないものかね? 私の伴侶になってくれそうな、そうだね、贅沢は言わないけど金はそれなりに持っていて、背が高くて全体的に筋骨たくましくて顔は男らしくて、髭がもっさもさで、いい感じに渋みを帯びた中年で、そしてこれは譲れないのだけど私より強い……おい、ヤミーちゃん、どこへ行こうというんだね? まだ話は終わってないが? さてはトイレかね? トイレなら向こうにお客さん用のものが……」
一生探してろ。そんなことを思いながら、近くの川原で暇潰しに魚釣りをしてたヤーブロッコを拾って、そのままスルークハウゼンまで戻ったのだった。
「ブメェェェェ!」
後日、ムゥムゥさんから先日は楽しかったと羊を1頭押し付けられたのた。これはお礼と取るべきなのか、新手の嫌がらせと取るべきなのか? どっちかわからないけど、この羊がいるせいで夜ぐっすりと眠れる日は無さそう。
肉屋に売ってもいいのかな……?
NEXT「鍛冶屋を覗いてみよう」
≪加入ユニット紹介≫
ドリー
種 族:羊(オス、6歳)
クラス:カイゼルホルン(レベル18)
HP 腕力 魔力 守備 魔防 命中 回避 必殺 幸運 魅力 移動
能力値 35 17 1 11 3 12 8 15 2 6 5↑1↓2(騎馬)
成長率 40 40 10 30 10 25 20 30 15 20
【技能】
短剣:- 剣術:- 槍術:- 斧鎚:- 弓術:- 体術:C
探索:D 魔道:- 回復:- 重装:- 馬術:- 学術:E
【装備】
装備不可能
【スキル】
【個人】安眠妨害(自身への睡眠無効化)
【基本】角攻撃(角による格闘攻撃を可能にする)
【固有】毛刈り(行動終了時にレベル%で羊毛を入手する)
【固有】曖昧もこもこ(レベル÷2%で自身への行動を全て無効化する)
【??】
【??】
≪NPC紹介≫
ムゥムゥ
種 族:エルフ(女、235歳)
クラス:羊飼い(レベル75)
HP 腕力 魔力 守備 魔防 命中 回避 必殺 幸運 魅力 移動
能力値 56 32 34 22 28 58 85 36 8 32 3↑2↓3(歩兵)
成長率 50 35 40 20 35 45 55 35 0 30
【技能】
短剣:D 剣術:D 槍術:S 斧鎚:C 弓術:C 体術:A
探索:B 魔道:E 回復:E 重装:E 馬術:D 学術:C
【装備】
牧羊杖 威力36(6+30)
森番のマント 回避+20
【スキル】
【個人】戦闘牧羊術(牧羊杖装備時、命中・回避・必殺+10)
【基本】精霊の加護(MAP上の精霊と隣接した際にHPを30%回復する)
【戦闘】アンブッシュ(森林で攻撃された時、必ず先制で反撃が出来る)
【補助】牧羊犬(魔力%で獣系・鳥系ユニットを3マス後退させる)
【補助】子守唄(魔力%で指定範囲内のユニットと自身を眠らせる)
【奥義】仰天羊返し(ムゥムゥ専用、相手を確定でノックバック+スタンさせる物理攻撃)